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発音の違い:breathとbreadth、withとwidth

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● 発音記号の違い breath [bréθ] ←→ breadth [brédθ] with [wíð] ←→ width [wídθ] ● 母音の長さ breath と breadth の母音はどちらも [é]  で、with と width の母音はどちらも [í]  であり、見た目は同じなのだが、breadth と width ではその後の [d] の発音に備えて母音がわずかに長くなる。 ● breadth と width での子音の移行 舌を上の歯の裏側にくっつけて [d] を発音する(このとき舌と歯にさえぎられて空気の流れが一瞬止まる)。その後、舌を上の歯と下の歯の間から出して  [θ] を発音する(このとき舌と歯の間から空気が抜ける)。 ● 発音のコツ(英語の発音をあえてカタカナで説明) breadth の場合、まず bread を発音してみる。「ブレッド」と最後の d まで発音せずに、その手前の「ブレッ」で止める。このときの舌の位置が d の発音の位置。そこから舌をわずかに下に動かして、上の歯と下の歯の間から出し、空気を抜きながら th を発音する。 width の場合も、まず wid を発音してみる。「ウィッ」で止めた舌の位置が d の発音の位置。その後、上の歯と下の歯の間から舌を出し、空気を抜きながら th を発音する。 舌を d の位置から th の位置までなめらかに移動できるように、ゆっくりと繰り返し練習する。

アクセントの位置によって意味が変わる単語

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● アクセントの位置によって 品詞 が変わる単語 ● アクセントの位置によって 意味 が変わる単語 ● アクセントの位置によって 品詞 が変わる単語 RE-cord (名詞) … 記録、レコード re-CORD (動詞) … 記録する、録音 (録画) する SUS-pect (名詞) … 容疑者 sus-PECT (動詞) … 疑う、嫌疑をかける IM-port (名詞) … 輸入、輸入品 im-PORT (動詞) … 輸入する IN-sult (名詞) … 侮辱、無礼 in-SULT (動詞) … 侮辱する CON-flict (名詞) … 衝突、対立、戦争 con-FLICT (動詞) … 衝突する、対立する PER-mit (名詞) … 許可証 per-MIT (動詞) … 許可する RE-ject (名詞) … 不良品、不合格品 re-JECT (動詞) … 拒絶する、不合格にする ● アクセントの位置によって 意味 が変わる単語 IN-va-lid (名詞) … 病弱な人、病人、体の不自由な人 in-VAL-id (形容詞) … 無効な、効力のない CON-tent (名詞) … 中身、内容物 con-TENT (形容詞) … 満足している EN-trance (名詞) … 入口 en-TRANCE (動詞) … 夢中にさせる、うっとりさせる REF-use (名詞) … ごみ、廃棄物 re-FUSE (動詞) … 断る、拒絶する OB-ject (名詞) … 物体 ob-JECT (動詞) … 反対する、異議を唱える DES-ert (名詞) … 砂漠 des-ERT (動詞) … 見捨てる、放棄する CON-sole (名詞) … (電子機器などの) 制御装置、操作卓 con-SOLE (動詞) … 慰める、元気づける

must と mustn't の発音

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●  mustn't (must not の短縮形) の発音は [mʌ́snt] で、中間の t は発音されません。 ● must  の後ろに子音で始まる単語が来た場合、最後の t は発音されません。      I must go. は I muss go.  のようになり、      You must come. は You muss come.  のようになります。 ● must の後ろに母音で始まる単語が来た場合、最後の t は後ろの母音とつながります。      I must open. は I mus topen. のようになり、      You must arrive. は You mus tarrive. のようになります。

February(2月)の発音について

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February(2月)の発音として、辞書には [fébruèri](フェブルエリ)と [fébjuèri](フェビュエリ)の両方が載っていますが、どちらが一般的なのでしょうか。 ランダムハウス英和大辞典でも、オックスフォード英語辞典( Web版 )でも、[fébruèri](フェブルエリ)が最初に載っており、こちらが本来の発音だと言いたいように見えます。 しかし、 Wikipedia英語版 には以下のように記載されています。 February may be pronounced either as (/ˈfɛbjuːˌɛri/ FEB-ew-err-ee or /ˈfɛbruːˌɛri/ FEB-roo-err-ee). Many people pronounce it as (/juː/ ew rather than /ruː/ roo), as if it were spelled "Feb-u-ary". This comes about by analogy with "January" (which ends in "-uary" but not "-ruary"), as well as by a dissimilation effect whereby having two "r"s close to each other causes one to change for ease of pronunciation. つまり、[fébjuèri](フェビュエリ)と発音するほうが一般的ということです。その理由として、January(1月)との類似性("r" の有無の違いはあるが、語尾が両方とも "-uary" である)や、異化作用(単語の中に同じ音や似た音が含まれている場合、片方が別の音に変わったり発音されなくなったりする)が挙げられています。 結論としては、[fébruèri](フェブルエリ)が本来の発音のようだと頭の隅に置いておきつつ、[fébjuèri](フェビュエリ)と発音するのが良さそうです。

発音記号

a á  à ɑ ɑ́ ɑ̀ ʌ ʌ́ ʌ̀ æ ǽ  æ̀ ə  ə́ ə̀ e é  è ɛ έ ὲ i í ì o ó ò ɔ ɔ́ ɔ̀ u ú ù ʃ ʒ θ ð ŋ ː