「(なんらかの泳法) で泳ぐ」を英語で言う場合、動詞としては swim または
do が使われ、その後に泳法の名前 (crawl や
breaststroke など)
が続くのですが、泳法の名前に冠詞を付けるかどうか、付ける場合は the と
a
のどちらなのかが辞書や参考書によってまちまちなので、どのパターンが実際に最も使われているのかを
Google 検索のヒット数から推測してみました。
検索には swim ~ のパターンを使用しました (do ~
のパターンだと水泳に関係ないものまでヒットする可能性があるため)。
● crawl (クロール)
swim crawl … 27,700件
swim the crawl … 968,000件
swim a crawl … 439,000件
● breaststroke (breast stroke も合算) (平泳ぎ)
swim breaststroke … 47,310件
swim the breaststroke … 86,400件
swim a breaststroke … 14,100件
● backstroke (背泳ぎ)
swim backstroke … 56,100件
swim the backstroke … 320,000件
swim a backstroke … 11,100件
● butterfly (バタフライ)
swim butterfly … 142,000件
swim the butterfly … 1,120,000件
swim a butterfly … 72,900件
ここまでは、どの泳法でも the が入るパターンのヒット数が最も多いです。さて、自由形 (freestyle)
といえば事実上クロールのことですが、「自由形で泳ぐ」についても調べてみました。
● freestyle (自由形)
swim freestyle … 111,000件
swim the freestyle … 103,000件
swim a freestyle … 20,800件
最初の 4 泳法とは異なり、冠詞なしのヒット数が最も多いのは、おそらく freestyle を名詞ではなく副詞として使っているケースが含まれるからではないでしょうか (推測の域を出ませんが)。しかし、the が入るパターンもほぼ同数なので、どちらも同じぐらい使われていることがわかります。
結論としては、どの泳法にしても swim the (泳法) または do the (泳法) のパターンを使っておけば問題ないと思われます。
(上記の検索結果は2020年8月21日15時現在)
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