仮定法現在について
基本的な用法
- 要求、提案、依頼、勧告などの動詞の後のthat節で使用
- 重要、必要、願望、当然などの形容詞の後のthat節で使用
- 事実が確定していないため、that節の動詞は原形になる
よく使われる動詞
よく使われる形容詞
肯定文の例
He requested that the error be corrected.
彼は誤りを訂正してほしいと頼んだ。
(実際に訂正されたかどうかは不明)
The doctor recommended that my son eat more.
医者は私の息子にもっとたくさん食事をとるように勧めた。
(実際に食事をたくさんとるようになったかどうかは不明)
The policeman insisted that he sign the statement.
警官は彼に供述書に署名せよと迫った。
(実際に署名したかどうかは不明)
It was necessary that he finish the job by the following day.
彼は翌日までにその仕事を終わらせる必要があった。
(実際に仕事が終わったかどうかは不明)
It is essential that every child have the same educational opportunities.
すべての子供が同じ教育の機会を得ることがぜひとも必要である。
(実際にそのような機会が得られているかどうかは不明)
It is natural that she be angry.
彼女が怒ったとしてもそれは当然のことだ。
(実際に怒っているかどうかは不明)
否定文の例
I suggest that he not go alone.
彼一人で行かない方がよいと私は提案する。
It is important that she not be late.
彼女が遅れないことが重要だ。
The teacher demanded that the student not use a calculator.
先生は生徒に計算機を使わないよう要求した。
注意: 否定形では助動詞を使わず、that + 主語 + not + 動詞の原形の語順になります。
イギリス英語との違い
イギリス英語では、仮定法を使わずにshould + 動詞の原形を使うことが多いです。これはアメリカ英語でshouldが省略されたのではなく、イギリス英語が仮定法を使わないように変化したと思われます。
It is natural that she should be angry.
彼女が怒ったとしてもそれは当然のことだ。
仮定法現在は、事実ではなく話し手の意図や感情を表す表現です
最終更新:2025年6月6日
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