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brittle と fragile の使い分け

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brittle 堅いが弾力性がなく、叩くとひび割れたり、粉々になったりする性質のもろさ、壊れやすさを表す。 This glass is brittle. このグラスは割れやすい。 Your bones have grown brittle with age. あなたは年を取って骨がもろくなっている。 Dry leaves become brittle in the autumn, making a crunching sound underfoot. 乾燥した葉は秋にはもろくなり、足元でパリパリと音を立てる。 fragile 構造が繊細(脆弱)で、特に注意して取り扱わなければならない壊れやすさを表す。 As you get older, your bones become fragile. 年を取ると骨がもろくなる。 My mind was healed by the fragile flowers in the garden. 庭に咲く華奢な花々に心が癒された。 Life is as fragile as a butterfly's wings. 命というのは蝶の羽のようにもろいものだ。 ※ brittle であるものは fragile でもあると言えるが、 fragile であるものが brittle であるとは限らないことに注意が必要。たとえば、 a fragile flower とは言うが、 a brittle flower とは言わない。

700キロの牛が逃走し、3人が負傷【和訳付き】

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Passengers in these vehicles were shocked when they saw the 700 kilogram cow run loose on the road in Kanagawa Prefecture, south of Tokyo. 車に乗っていた人たちはぎょっとしたことでしょう。東京の南に位置する神奈川県で、体重700キロの牛が道路を走り回っていたのです。 run loose … 自由に走り回る The ten-year-old cow escaped a truck that was heading to a slaughterhouse in the prefecture. この10歳の牛は、県内の食肉処理場へ向かうトラックから逃げ出したのです。 slaughterhouse … 食肉処理場 Three people sustained minor injuries before the animal was caught an hour after the escape. この牛は逃走から1時間後に捕獲されましたが、それまでに3人が軽傷を負いました。 sustain an injury … 負傷する

英検1級レベルの単語と例文 — berth (n.)

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berth の発音は [bə́ːrθ] です。 berth には、大きく分けて以下の4つの意味があります。 [1] (船や列車などの) 寝台 He booked a berth on the overnight train. 彼は夜行列車の寝台を予約した。 I would like an upper berth in the sleeping car. 寝台車のベッドは上の段がいい。 I booked early so I could get a berth on the overnight ferry. 早めに予約したので、夜行フェリーの寝台が取れた。 [2] 投錨地、停泊位置、停泊間隔 The captain brought the ship into its berth at the dock. 船長は船を桟橋の停泊位置に入れた。 The ship has left her berth. その船は停泊地を離れた。 The harbor has berths for 15 yachts. その港には15隻分のヨットの係留場がある。 [3] (人や物からの) 十分な間隔・距離 この意味では give (someone/something) a wide berth という表現がよく使用され、 「~に対して十分な距離をおく、~に近づかない」 という意味になります。 Our ship gave the other a wide berth. 私たちの船は (衝突しないように) もう一方の船と十分な間隔をおいた。 I always give that dog a wide berth; it looks aggressive. あの犬にはいつも近づかないようにしてるよ。攻撃的に見えるからね。 You should give people like that a wide berth. ああいう連中とは十分に距離をおいたほうがいい。 [4] (スポーツや大会などに出場する) 出場権、枠 この意味は特にアメリカ英語で使われます。やや新しく、スポーツなど特定分野に限定された用法なので、辞書には載っていないことがあるようです。 She earned a berth in the finals. 彼女は決勝...

add up / add up to (something) の表現

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add up … 意味をなす、つじつまが合う、筋が通っている (=make sense) His story doesn't add up at all. 彼の話はまったくわけがわからない。 It all adds up now. それですっかりわかった。 There were various points in his story that didn't add up. 彼の話にはつじつまの合わない点がいくつかあった。 add up to (something) … (物事が) 結局~ということになる My efforts alone don't add up to much. 私一人が頑張ったところでどうなるものでもない。 What she wants to say just adds up to a refusal. 彼女の言いたいことは結局「ノー」ということだ。 The evidence adds up to a case of murder. 証拠から見て殺人事件ということになる。

英検1級レベルの単語と例文 — perpetuate

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perpetuate [pərpétʃuèit] 永続させる、不滅にする、不朽にする 肯定的な文脈でよく使われる表現 perpetuate traditions - 伝統を永続させる perpetuate values - 価値観を永続させる perpetuate culture - 文化を永続させる perpetuate memory - 記憶を永続させる perpetuate legacy - 遺産を永続させる perpetuate knowledge - 知識を永続させる 否定的な文脈でよく使われる表現 perpetuate stereotypes - 固定観念を永続させる perpetuate inequality - 不平等を永続させる perpetuate discrimination - 差別を永続させる perpetuate violence - 暴力を永続させる perpetuate prejudice - 偏見を永続させる perpetuate corruption - 腐敗を永続させる perpetuate poverty - 貧困を永続させる perpetuate conflict - 紛争を永続させる 肯定的な意味の例文 The ceremony serves to perpetuate ancient traditions. その儀式は古来の伝統を後世に伝える役割を果たしている。 His heroic deeds have been perpetuated in legend. 彼の英雄的行為は伝説の形で不朽のものとなっている。 The school's emphasis on collaboration perpetuates a spirit of mutual respect among students. その学校では協働を重視しており、生徒同士の相互尊重の精神が受け継がれている。 She started a scholarship program to perpetuate her father’s pas...

leave / abandon / desert の使い分け

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leave 人・物・場所から「離れる」「去る」という意味で、感情的な含みが最も少ない一般的な語。 It's about time for us to leave. もうそろそろ出発の時間だ。 She left home after quarreling with her parents. 彼女は親とけんかして家出した。 He was in such a hurry that he left his brother behind. 急いでいたので彼は弟を置いてきぼりにした。 abandon なんらかの事情があって、やむを得ず、人や物事を捨てなければならないという意味合いを含む。特に非難を表すわけではない。 They had to abandon their car and walk the rest of the way. 彼らは車を捨てて残りの道のりを歩かなければならなかった。 This child was abandoned outside the temple gates. この子はお寺の門前に置き去りにされていた。 I abandoned the dream of becoming a doctor and took over the family business. 医者になる夢を捨てて家業を継いだ。 desert abandonの意味に加えて、義務や約束に背いて捨てることを表し、不当な行為であるという非難の意味を含む。 The mayor deserted his campaign pledges. 市長は選挙公約を破った。 He cruelly deserted her when she was pregnant with his child. 彼女が彼の子供を身ごもると、残酷にも彼女を見捨てた。 The mother bird will never desert her young, even in the face of danger. 母鳥は危険に直面しても、決して雛を見捨てることはない。 《参考記事》 英検2級レベルの単語と例文 — abandon

英検1級レベルの単語と例文 — visionary

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visionary [víʒənèri] (人が) 先見の明のある、夢見がちな、幻想にふけりがちな (物が) 幻想のような、非現実的な、想像上の She is known as a visionary leader. 彼女は先見の明のあるリーダーとして知られている。 She was of a visionary turn of mind. 彼女は空想にふけるところがあった。 The festival is very visionary. その祭りはとても幻想的だ。 He has a visionary dream of permanent world peace. 彼は永続的な世界平和という非現実的な夢を抱いている。

連体形+듯하다 (~らしい、~のようだ、~しそうだ) (韓国語)

用言の連体形に付いて 「~らしい、~のようだ、~しそうだ」 という客観的な推量を表す。 눈이 올 듯하니 우산을 가지고 가라. 雪が降りそうだから傘を持って行きなさい。 이곳이 가장 조용할 듯합니다. ここが最も静かそうです。 【参考記事】 「~のようだ」「~みたいだ」の表現 — 2 (韓国語) 「~のようだ」「~そうだ」の表現 (韓国語)

「もう」を表す表現(이미、벌써、이제)(韓国語)

이미 … (過去~現在を表す) もう、すでに 이미 그녀는 귀가했을 거야. もう彼女は帰宅しているだろう。 귀가 (名) 帰宅 벌써 … (過去~現在を表す) もう、すでに (驚きや意外のニュアンスがある) 우리 딸은 세 살이지만 벌써 글을 읽을 줄 알아요. 私の娘は3歳ですが、もう字が読めます。 【参考】 「~できる/できない」(~する方法を知っている/知らない)の表現 이제 … (現在~未来を表す) もう 이제 슬슬 실례하겠습니다. もうそろそろ失礼します。

17歳の少女が裏庭に入ってきた熊を撃退【和訳付き】

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This is quite a story. これはすごい話です。 A 17-year-old Bradbury girl runs right up to a mama bear and pushes her off a wall all to protect her dogs. ブラッドバリーの17歳の少女が犬を守るために母熊に駆け寄って壁から突き落とします。 The security camera caught the action. その様子を防犯カメラが捉えていました。 Eyewitness News reporter Alex Cheney spoke to the young woman who explains what she was thinking at the time. Eyewitness Newsのレポーター、アレックス・チェイニーがその少女に当時の心境を聞きました。 I had it in me, to be honest, like who does that, who in their right mind pushes a bear. 正直言って、そんなことする人はいない、正気な人なら熊を押したりしないと思ってました。 It was a quiet Monday afternoon until a bear makes its way into this Bradbury backyard. 静かな月曜日の午後でした。このブラッドバリーの裏庭に熊が入ってきたのです。 The dogs run out and then 17-year-old Haley follows them out of the house. 犬たちは外に飛び出し、17歳のヘイリーも家を出て 後を追い ます。 Honestly, I did not know it was a bear. 正直なところ、熊だとはわからなかったんです。 Until right after I pushed it, I didn't register in my head that it was a bear. 押した直後まで、頭の中では熊だと認識していませんでした。 I was like it's an animal an...

NHKラジオビジネス英語に出てきた表現 — walks of life

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NHKラジオ講座「ラジオビジネス英語」に出てきた表現のうち、番組内で特に説明されていないけれども、日常会話で使えそうなものを取り上げます。 今回は walks of life です (2021年5月10日放送分)。NHKのテキストでは 「職業、仕事」 という意味として紹介されていました。 英和辞典で walk を調べると、名詞としての語義の5~6番目ぐらいに 「生活ぶり、暮らし方、(社会的・経済的) 地位、職業」 などと載っています。 英英辞典で walk を調べると、辞典によって多少の表現の差はありますが、やはり 「職業」 や 「社会的地位」 という意味があるようです。 walks of life を直訳すれば 「人生の歩み」 なので、 “人生をどのように歩んできたかによって職業や社会的地位が決まる” という考え方に基づく表現なのかもしれません。 NHKのテキストでは all が前に付いていたので all walks of life でしたが、 every walk of life とすることもできます。 every を前に付ける場合は walk が単数形になることに注意してください。また、 various walks of life では 「さまざまな職業」 という意味になります。以下に例文をいくつか挙げておきますので、参考にしてください。 Every walk of life was closed against them. 彼らにはあらゆる分野の仕事が閉ざされていた。 People from all walks of life attended the party. パーティには各方面の人が出席していた。 Our graduates are active in all walks of life. 卒業生は各方面で活躍している。 He has acquaintances in various walks of life. 彼はいろいろな方面に知り合いがいる。

NHKラジオビジネス英語に出てきた表現 — firsthand

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NHKラジオ講座「ラジオビジネス英語」に出てきた表現のうち、番組内で特に説明されていないけれども、日常会話で使えそうなものを取り上げます。 今回は firsthand という単語です (2021年5月10日放送分)。この単語には形容詞と副詞があり、NHKのテキストでは  firsthand information (直接の情報)  のように形容詞として使われていました。 ◆ firsthand (adj.) 直接の、じかの、直接得た My opinion is founded on firsthand experience. 私の意見は直接得た経験に基づいている。 Overseas travel helps to establish firsthand contacts with places and peoples. 海外旅行はさまざまな土地や国民とじかに触れるのに役立つ。 ◆ firsthand (adv.) 直接に、じかに I heard the news from her firsthand , so it must be true. 直接本人から聞いたんだから事実に違いない。 The children experienced nature firsthand at the camp site. 子供たちはキャンプ場でじかに自然と触れた。 ※ 副詞の firsthand は at first hand と置き換えることができます。 Walking around looking for work, I experienced at first hand how cold the outside world can be. 就職口を探し歩いて、世間の冷たい風を身にしみて感じた。 Having seen the damage caused by the earthquake at first hand , I learned what a natural disaster can do. 地震の被害を目の当たりにして、自然災害の恐ろしさを知った。

英検1級レベルの単語と例文 — abortive

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abortive [əbɔ́ːrtiv] (計画などが) 不成功の、失敗に終わった、実を結ばない His efforts proved abortive. 彼の努力も失敗に終わった。 She made several abortive attempt to recoup her losses. 損失を取り戻そうと何度か試みたが、うまくいかなかった。 He made several abortive efforts to go into business for himself. 自営業を始めようと何度か努力したが、いずれも挫折に終わった。

NHKラジオビジネス英語に出てきた表現 — give (目的語) to do

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NHKラジオ講座「ラジオビジネス英語」に出てきた表現のうち、番組内で特に説明されていないけれども、日常会話で使えそうなものを取り上げます。 今回は2021年4月23日 (再放送は4月30日) の柴田先生とジェニーさんのディスカッションに出てきた次の表現です。 “... the pandemic has given companies to consider reforms, ...” パンデミックは会社に改革を考えるきっかけを与えた... 和訳の「きっかけ」にあたる単語が英文にないと思われた方もいるのではないでしょうか。これは誤植で単語が抜けているのではありません。 give (目的語) to do で 「(目的語) に~させる」 という意味になります。さまざまな英和辞典を見てみると、どれも他動詞の語義のだいぶ下の方に載っており、重要度としてはあまり高くないのかもしれません。ただ、番組内で実際に使われたことから、知っていて損はない表現だと思います。 ちなみに to do の部分の動詞には、 believe 、 think 、 know 、 understand など、認知に関連する動詞が入ることが多いようです。上記の例文では consider が使われていました。その他の例文を以下にいくつか載せておきます。 He gave me to believe that he would help us. 彼の口ぶりから私たちを助けてくれると思った。 The struggle gave her to experience the miseries of life. この苦闘により彼女は人生の苦悩を味わった。 I was given to understand that she was guilty. 私は彼女が有罪だと思い込まされた。

NHKラジオビジネス英語に出てきた表現 — if (主語) should ...

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NHKラジオ講座「ラジオビジネス英語」に出てきた表現のうち、番組内で特に説明されていないけれども、日常会話で使えそうなものを取り上げます。 今回は2021年4月20日 (再放送は4月27日) のレッスン11に出てきた次の表現です。 This does also mean you can't use Tokyo as an excuse, should the negotiation fail . つまり 万一交渉が失敗しても 、東京の判断の遅さを言い訳にできないってことですよ。 (NHKテキストの訳文は直訳すぎるので少し変えました) 上記の下線部 should the negotiation fail は、if を省略した仮定法未来の倒置表現です。if を省略せずに書くと if the negotiation should fail となります。これは可能性の低い仮定を表しており、単に「交渉が失敗したら」という条件や推量を話しているのではなく、「失敗することはないと思うけど」という話し手の気持ちが含まれています。 仮定法未来については こちら をご覧ください。 《例文》 Should you fail, would you try again? 万一失敗したら、もう一度やってみますか? Should anyone see him, call us immediately. 万一彼を見た人がいたら、すぐにお電話をください。

英検1級レベルの単語と例文 — surly

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surly [sə́ːli] (表情や態度などが) 不機嫌な、無愛想な、ぶっきらぼうな、つっけんどんな I wonder why he takes such a surly attitude toward me. 彼はどうして私にあんなつっけんどんな態度をとるのだろう。 Her surly manner indisposed him to help her. 彼女の態度が無愛想なので彼は助けてやる気がなくなった。 He left with a surly expression. 彼は不機嫌な顔つきで去っていった。

NHKラジオビジネス英語に出てきた表現 — bring (something) to light

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NHKラジオ講座「ラジオビジネス英語」に出てきた表現のうち、番組内で特にしっかり説明されていないけれども、日常会話で使えそうなものを取り上げます。 今回は bring (something) to light です (2021年4月16日放送分)。NHKのテキストでは、4月号の94ページ、「Answers to Listening Points」の2番目の解答に次のような文が載っています。 She concluded that co-creative discussions at staff level helped bring both ideas and realities surrounding working practices to light . グラットンさんは、スタッフレベルでの共創的な議論が、仕事のやり方に関するアイデアと現実の両方を明らかにするのに役立ったと結論付けました。 上の文では bring と to light がずいぶん離れているのでわかりにくいかもしれません。このように (something) にあたる部分が長い場合は、 bring to light (something) と語順を逆にすることもありますが、どのぐらい長ければ語順を逆にするのかという基準があるわけではないようです。 bring (something) to light の意味は 「(秘密や証拠などを) 明らかにする、明るみに出す」 です。ある英英辞典では、 “to make new information known to people” と説明されています。つまり、「今まで陰に隠れて見えなかったものに光を照らして見えるようにする」→「今まで知られていなかったことを知られるようにする」→「明らかにする」と考えるとわかりやすいでしょう。 【例文】 The scandal was brought to light by two journalists. そのスキャンダルは2人の記者によって暴露された。 The excavations brought to light the remnants of an ancient civilization. 発掘によって古代文明の遺物が掘り出された。 This article bri...

英検1級レベルの単語と例文 — momentous

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momentous [mouméntəs] (物事が) きわめて重大な、重要な、ゆゆしき He made the momentous decision to quit his job and start his own business. 彼は一大決心をして会社を辞め、事業を始めた。 The battle was momentous for the future of the country. その戦闘は国の将来を左右するほどのものだった。 This must be counted as one of the most momentous events of the century. これは今世紀の最も重要な出来事の一つと見なさねばならない。

NHKラジオビジネス英語に出てきた表現 — get a feel for

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NHKラジオ講座「ラジオビジネス英語」に出てきた表現のうち、番組内で特にしっかり説明されていないけれども、日常会話で使えそうなものを取り上げます。 今回は get a feel for  です (2021年4月12日放送分)。NHKのテキストでは、 get a good feel for (~の感覚・イメージをしっかりつかむ) として次の文で使われていました。 That way, customers can get a good feel for the neighborhood. そうすることで、顧客は近所の雰囲気を感じることができますね。 get a feel for  は結局のところ、何かの「感じ」(feel) を「手に入れる」(get) ということで、なにも難しいことはありません。 「~の感じをつかむ、~に慣れてこつをつかむ」 などと訳されています。例文を以下にいくつか挙げておきます。 You will get a feel for English by reading it over and over. 何度も何度も読んでいるうちに英語の勘が養われます。 I finally got a feel for the part at today's rehearsal. 今日のリハーサルでやっと役の感触がつかめました。 You must get a feel for the arena before the competition. 試合の前に競技場に慣れておく必要があります。

英検1級レベルの単語と例文 — paltry

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paltry [pɔ́ːltri] (発音に注意) (金額が)わずかな、(物事が)くだらない、つまらない、(人などが)卑劣な、軽蔑すべき Such a paltry sum can hardly cover the loss. そんな金ではとても損失は埋まらない。 She made some paltry excuse and left. 彼女はつまらない言い訳をして去っていった。 I have nothing to do with such paltry fellows. あんなつまらない奴らとは何の関係もない。

NHKラジオビジネス英語に出てきた表現 — take a toll on

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NHKラジオ講座「ラジオビジネス英語」に出てきた表現のうち、番組内で特にしっかり説明されていないけれども、日常会話で使えそうなものを取り上げます。 今回は take a toll on ... (~に損害・悪影響を与える) です (2021年4月5日放送分)。英英辞典を引くと、次のように説明されています。 “to have a serious, bad effect on someone or something: to cause harm or damage” — Merriam-Webster Learner's Dictionary “to harm or damage someone or something, especially in a gradual way” — Macmillan Dictionary どちらも同じような内容ですが、Macmillan Dictionaryには “in a gradual way” と書かれています。つまり、影響が一度に現れるのではなく、ある程度の期間をかけて徐々に影響が現れるということです。NHKのテキストに載っている例文は次のとおりです。 The pandemic has taken a toll on the US economy. パンデミックはアメリカ経済に打撃を与えました。 新型コロナウイルスの蔓延によって経済が徐々にむしばまれていることを言っています。その他の例文をいくつか以下に挙げておきます。 Too much drink has taken a heavy toll on him. 大酒のため、彼はひどく健康を害している。 Years of smoking have taken a toll on his health. 何年にもわたる喫煙は、彼の健康に悪影響を与えている。 The plastic is taking a heavy toll on marine life. プラスチックは海洋生物に大きな被害を与えている。

英検2級レベルの単語と例文 — ranch

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ranch [rǽntʃ] 大牧場、放牧場、大農場 He runs a ranch in Australia. 彼はオーストラリアで牧場を経営している。 They raise over 100 cattle at that ranch. あの牧場では牛を100頭以上飼っている。 They run 60 head of cattle on their ranch. 牧場で60頭の牛を放牧している。

NHKラジオビジネス英語に出てきた表現 — take one's sweet time

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2021年3月29日から始まったNHKラジオ講座「ラジオビジネス英語」に出てきた表現を取り上げます。 今回は take one's sweet time (ゆっくり時間をかける、たっぷり時間をかける)  です (2021年3月30日放送分)。この表現には、時間をかけすぎであることを揶揄するニュアンスが含まれているようです。 Merriam-Webster Learner's Dictionaryには、この表現の意味が次のように説明されています。 “If you take your sweet time about doing something, you do it slowly even though other people want you to do it more quickly. ” つまり 「もっと早くしてほしいと思われているのにゆっくりやる」 ということです。NHKのテキストには次の会話が載っています。 Michael: Please don't draw this one out! マイケル: このミーティングは長引かせないでくださいね。 Sylvia: Don't worry. I'll take my sweet time over this one! シルビア: ご心配なく。たっぷり時間をかけますから。 マイケルが 「早めに終わらせてほしい」 と思っているのに対してシルビアが 「たっぷり時間をかけますよ」 と皮肉っぽく言っているわけです。最後にもう一つ例文を挙げておきます。 My wife always takes her sweet time deciding what to wear. 妻はいつも着る服を決めるのにゆっくり時間をかけるんだ (時間をかけすぎなんだ)。

touch base with (~と連絡を取る) の説明と例文

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touch base with は「~と連絡を取る」「~と軽く話す」といった意味の英語表現です。特に ビジネスシーン でよく使われ、メールや電話などで 一時的に情報を共有したり、状況を確認したりする ときに使われます。 📚 例文で理解する touch base with 🔸 ビジネスシーンでの会話: I just wanted to touch base with you about tomorrow's meeting. 明日の会議について、ちょっと連絡したかっただけです。 Let's touch base next week to review the progress. 進捗を確認するために、来週連絡を取り合いましょう。 We touched base yesterday to finalize the details. 昨日、詳細を確定するために連絡を取りました。 I'll touch base with him after the conference. 会議の後で彼に連絡します。 🔸 カジュアルな日常会話: I should touch base with my cousin—I haven't talked to her in ages. いとこと連絡取らなきゃ。ずっと話してないし。 We should touch base with the neighbors about the weekend BBQ. 週末のバーベキューのことで、ご近所さんに一応声をかけておこう。 Can you touch base with Mom and see if she needs anything from the store? お母さんに連絡して、買い物で何か必要なものがあるか聞いてくれる? ⚾️ 語源:野球から生まれた表現 touch base with は 野球 が由来の表現です。野球では、ランナーが塁を進む際に、必ず各ベース(塁)に触れなければなりません。これを「タッチベース」と呼びます。この「ベースに触れる」という行為が、比喩的に「一時的に立ち寄って連絡を取る」「状況確認をする」といった意味合いで使われるようになりました。アメリカ英語では非常に...

英検1級レベルの単語と例文 — sideline (v.t.)

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sideline [sáidlàin] (v.t.) (負傷・病気・事故などが) (選手を) 出場できなくする (活動・作業・仕事から) (人を) 外す、干す He was sidelined with an injury. 彼は負傷のため試合に出場できなくなった。 A respected lawyer was sidelined by alcohol abuse. ある評判の高い弁護士がアルコール依存症のため仕事を干された。

NHKラジオビジネス英語に出てきた表現 — If it were not for ...

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2021年3月29日から始まったNHKラジオ講座「ラジオビジネス英語」に出てきた表現を取り上げます。 今回は If it were not for ...   (もし~がなかったら) です (2021年3月29日放送分)。この表現は it の後の be 動詞が were であることからわかるように、仮定法過去の表現です (仮定法については こちら を参照してください)。 つまり、 現在の事実に反する 仮定について話すときに使います。NHKのテキストには次の例文が載っています。 If it weren't for this meeting, I would be walking my dog by the pier. このミーティングがなければ、ふ頭辺りで犬の散歩でもしたいくらい。 散歩したいけれども、 実際にはミーティングがあるのでできない ということです。 I would go if it weren't for the expense. 費用さえそんなにかからなければ行くんだけどな。 (実際には費用がかかるので行かない) If it weren't for air, all living things would die. 空気がなければすべての生物は死んでしまうだろう。 (実際には空気があるので死なない) 仮定法過去完了を使えば、 過去の事実に反する 仮定について話すことができます。 If it hadn't been for your help, I should have failed. あなたの援助がなかったら私は失敗していただろう。 (実際には援助があったので失敗しなかった) If it hadn't been for the accident, we would have been in time. もしその事故がなかったら時間に間に合っただろう。 (実際には事故があったので間に合わなかった)

NHKラジオビジネス英語に出てきた表現 — for a change

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2021年3月29日から始まったNHKラジオ講座「ラジオビジネス英語」に出てきた表現を取り上げたいと思います。 番組内で特にしっかり説明されている表現ではなく、さらっと流されている表現のうち、日常会話で使えそうなものを取り上げます。 今回は for a change です (2021年3月29日放送分)。 テキストには for a change =「気分転換に」 と載っています。for a change の対義表現は as usual (いつものように) であり、本質的なところは 「いつもと違う」 ということです。いつもと違うことをすれば気分転換になることから、 for a change =「気分転換に」 と訳されるようです。 【例文】 Let's try a new restaurant for a change. たまには気分を変えて新しいレストランに行ってみよう。 You should go to the country for a change, no matter where. どこでもいいから気晴らしに田舎に行くべきだ。 I changed the layout of my office for a change. 気分転換に事務所のレイアウトを変えた。 Let's have dinner tonight by candlelight for a change. 今晩は目先を変えて、ろうそくの光で食事をしよう。

英検1級レベルの単語と例文 — exacerbate

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exacerbate [igzǽsərbèit] (発音に注意) (病気、情勢、悪感情などを) 悪化させる The last four years have exacerbated our already broken immigration system. 既に破綻していた我が国の移民制度の問題は、この4年間でさらに深刻化している。 His wife's death exacerbated his misery. 妻の死で彼の不幸は一層つのった。 Avoid saying anything that might exacerbate his anxiety. 彼の不安をつのらせるようなことは一切言わないように。 The remark exacerbated her irritation with him. その言葉で彼に対する彼女のいらだちは一層激しくなった。 These symptoms may be exacerbated by stress. これらの症状はストレスによって悪化しうる。

level with (正直に言う、本当のことを言う、率直に打ち明ける) の説明と例文

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level with (someone) (人に) 正直に言う、本当のことを言う、率直に打ち明ける 語源・由来 level with の語源は建築や測量の世界にあります。level は本来「水平な」「平らな」という意味で、建築現場では水準器(level)を使って正確な水平線を測ります。この「正確性」「偏りのなさ」という概念から、「偏見なく正直に話す」「隠し事なく率直に伝える」という意味に発展しました。つまり、建物の基礎が正確でなければならないように、人間関係においても「正直さ」が基礎となるという考えから生まれた表現です。 基本的な意味と使い方 level with は以下のような意味で使われます。 to be frank or honest with someone - 率直で正直に話す to speak honestly after hiding unpleasant facts - 隠していた不快な事実を正直に話す to tell the whole truth - すべての真実を語る さまざまな例文とシチュエーション 基本的な使用例 Let's level with each other. お互い率直に話しましょう。 Level with me about your plan. 君の計画について正直に話してくれ。 I'm going to level with you. 本当のことを正直に言うよ。 ビジネスシーン Let me level with you about the company's financial situation. 会社の財政状況について率直にお話しします。 I need you to level with me about what went wrong with the projec...

英検1級レベルの単語と例文 — atrophy (動詞)

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atrophy [ǽtrəfi] 萎縮する、萎縮させる、衰える、衰えさせる People eat soft food nowadays and their jaw muscles have become atrophied from lack of use. 近ごろの人々は柔らかい食べ物を食べるため、あごの筋肉が使われずに萎縮している。 The brain's capacity atrophies with disuse. 脳は使わないと衰える。 Her feelings have atrophied. 彼女の感情は衰えてしまった。 His limbs atrophied during his long illness. 長患いのうちに手足が萎えた。 His left kidney is atrophying. 彼の左の腎臓が萎縮しつつある。

過去の習慣や反復を表す would と used to の違い

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仮定法過去での would の用例 If I were taller, I would play basketball. もっと背が高ければ、バスケットボールをやるんだけど。 (実際には背が高くないので、バスケットボールはやらない) 参考: 「もし~ならば」という仮定や条件を表す文(英語) 過去の習慣や反復を表す would の用例 When I was on the school soccer team, I would score at least one goal per game. 学校のサッカーチームにいたとき、1試合で少なくとも1本はゴールを決めてたよ。 この文の would は used to と交換可能。過去の習慣について話す場面などでは、used to ばかり使っていると話が単調になるので、would も混ぜて使うとよい。 過去について話す場合の would と used to の違い would が使えるのは動詞が 動作を表す場合 だけで、used to は動詞が 動作を表す場合 も 状態を表す場合 もどちらでも使える。 I used to visit my sister twice a week. I would visit my sister twice a week. 私は週に2回、姉を訪れていました。 上記の文では used to と would の両方が使える(動作動詞だから)。 I used to be a doctor. 私は以前、医者をしていました。 I used to live in Peru. 私は以前、ペルーに住んでいました。 I used to have a hamster. 私は以前、ハムスターを飼っていました。 上記の3つの文では would は使えない(状態動詞だから)。 仮定法の would と混同しないように注意。 参考: 「もし~ならば」という仮定や条件を表す文(英語) 参考: 紛らわしい used to (do/doing) の表現

in the teeth of (~に面と向かって、~にもかかわらず) の説明と例文

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基本的な意味 in the teeth of (something) ・(風など) に面と向かって、真っ向からぶつかって ・(困難や危険) にもかかわらず、~をものともせず、(命令や反対など) に逆らって 語源と由来 この表現は、動物の牙や歯が持つ攻撃性や危険性から生まれました。獰猛な動物の歯に正面から向き合うという危険な状況から、困難や反対に真正面から立ち向かうという意味に発展しました。16世紀頃から使われ始めた古い表現で、特に海事用語として「風に向かって航行する」という意味で使われていました。 使用場面による分類 1. 自然現象に立ち向かう場合 嵐、強風、雪などの厳しい自然条件に対して使用されます。 The ship sailed in the teeth of a fierce gale. その船は激しい強風に立ち向かって航行した。 2. 人間関係の対立 反対意見、批判、権威への反抗などの社会的対立を表現します。 He published the article in the teeth of editorial opposition. 彼は編集部の反対にもかかわらず記事を発表した。 3. 困難な状況への挑戦 経済危機、病気、逆境などの困難な状況に直面した場合に使用されます。 The company expanded in the teeth of the recession. その会社は不況にもかかわらず事業を拡大した。 類似表現との比較 表現 ニュアンス 使用例 in the teeth of 直接的な対立・挑戦 強風や反対意見に対して against all odds 確率的に不利な状況 成功の見込みが低い場合 in spite of より一般的で穏やか 日常的な障害や困難 flying in the face of 常識や慣習への反抗 社会通念に逆らう行為 さまざまな例文 ビジネスの場面での使用例 Our company achieved record profits in the teeth of the global economic downturn. 当社は世界的な景気低迷にもかかわらず過去最高...

英検1級レベルの単語と例文 — instigate

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instigate [ínstigèit] 扇動する、そそのかす、けしかける The violence was instigated by the incumbent president. その暴動は現職の大統領によって扇動されたものだった。 He was arrested for instigating a riot. 騒動を扇動したかどで逮捕された。 He instigated the two boys to quarrel. 2人の少年をそそのかしてけんかをさせた。

英検1級レベルの単語と例文 — insurrection

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insurrection [ìnsərékʃən] 反乱、暴動、謀反 The insurrection was led by the incumbent president. その反乱は現職の大統領が主導したものだった。 He commanded the Polish insurrection against the Russians. 彼はロシア人に対するポーランド人の反抗を指揮した。 In 73 B.C., there was an insurrection of slaves under Spartacus. 紀元前73年、スパルタクスに率いられた奴隷の反乱が起こった。

英検2級レベルの単語と例文 — vocal (一部の意味のみ)

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vocal [vóukəl] (意見、要求、感情などを) 遠慮なく声高に主張する He was vocal in his support for the plan. 彼はその計画を支持するとはっきり述べた。 He was vocal about his rights. 彼は声高に権利を主張した。 There has been vocal criticism of the Prime Minister's policy. 首相の方針に対して非難の声が上がっている。 Their attacks on the party leaders are becoming increasingly vocal. 党の指導者に対する彼らの攻撃はますます歯に衣を着せないものとなっている。

英検1級レベルの単語と例文 — dexterity

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dexterity [dekstérəti] (手先や動作の) 器用さ、手際のよさ (知的な) 鋭敏さ、利口さ、抜け目なさ She plays the guitar with great dexterity. 彼女は指の動きも鮮やかにギターを弾く。 This work requires considerable manual dexterity. この作業には、かなりの手先の器用さが必要である。 The salesman showed great dexterity in persuading his customers to buy his wares. セールスマンはすばらしく巧妙にその商品を買うよう客を説得した。